蒼芸美術展
 作者紹介


  遠藤昭略歴
     
   1931 栃木県足利市 生まれる
   1956 東京芸大彫刻科卒業
   1962 養清堂個展
   1967 椿近代画廊展
   1971 日本版画協会会員
        (退会まで毎年出品)
   1976 椿近代画廊 足利市民会館個展
   1977 中野紅画廊個展
   1984 画廊春秋 足利市民プラザ個展
      日本版画協会退会
   1985 以後毎年主として画廊春秋で個展
      及びグループ展(以下画廊名です)

   ・画廊春秋
   ・谷中フルフル
   ・アーチストスペース入谷
   ・上野しのばずオブジェフェスティバル
   ・アートM
   ・アトリエ白蓮
   ・ギャラリー沙画夢
   ・G アーク
   
   ・スパンアートギャラリー
   ・and Zone


遠藤 昭
 私の仕事

  日を追って溜まる新聞紙と折込広告。それらを点検
 し、切り抜き、保存する。映像は変形され、あるいは
 自作がその絵に上にプリントされる。いくつかの関連
 の無い映像の断片をつき合わせ、水張りされた画用紙
 やダンボールに定着してゆくと、そこに意外な発見が
 あり、新しいコンストラクションが生まれる。日々こ
 うした作業を繰り返している。
  ここ数年、私の造形作業の半分はこれで占められて
 いる。もともと私の仕事は、生命のおおもとのところ
 を造形することである、と思い込んでいる。それは主
 として版画であり、また時としてドローイングあった
 り、立体であったりする。その間隙を縫うようにコラ
 ージュがある。
  資本の奴隷になり果てた20世紀の人類がそのままず
 るずると21世紀ずれこんで行くさまを見ながら、いま
 私の中で、もの欲しそうに厚化粧した新聞紙の広告や
 雑誌のグラビアの切れ端が変態を重ねながらが踊って
 いる。

 


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